職員インタビュー
職場の仲間に助けられながら
少しずつ成長している実感がある

チャレンジし
自分を変えたかった
転職する際、障がい者支援という仕事を選んだのは、「これまで経験のないことをしてみよう」と考えたからです。新しい世界に飛び込んで自分を変えたかったかのかもしれません。面接で訪れた房香会の施設は、豊かな自然と職員の笑顔が印象的でした。ゆったりした時間の流れが心地よく、「ここで働きたい」と思いました。
現在は、知的障がいを持つ方の食事、入浴、排せつ、着替えなど生活全般のお手伝いをしています。利用者さんにとって、ここは「家」なので、安心して安全に暮らせる環境を支えることが一番大切です。利用者さんが自分でできることは見守るようにしていますが、共同生活の日課があるのでついつい急かせてしまい、反省することもしばしばです。
そんな中、心が和むのは利用者さんの笑顔や「ありがとう」のひと言。何気ないやり取りにほっこりして癒され、私の気持ちが落ち着くこともあります。日常の小さな出来事にじんわりとした喜びがわく仕事です。


手伝ってあげる
そんな感覚でいいと思う
入所支援に本配属になってから数カ月。まだまだ利用者さんの気持ちを汲み取れず落ち込むこともあります。それでもコミュニケーションを重ねることで、利用者さんを少しずつ理解できるようになり、利用者さんも私を認めてくれたような気がしています。毎日の積み重ねが互いの信頼関係を生むんです。
利用者さんにはいろいろな個性があり、その一人ひとりに寄り添うのが房香会のスタンスです。利用者さんと私たちは人と人の関係。だからこその難しさも感じます。でも、担当する利用者さんを私だけが見るのでなく、職場で情報共有しながら職員みんなで助け合うので、自分一人で問題を抱えることはありません。周囲にはお手本になる先輩も多く、支援で迷ったら相談しています。
障がい者支援と聞くと少しハードルが高いイメージがありますが、「その人がちょっと苦手なことを手伝ってあげる」という感覚でいいと思うんです。私も今は試行錯誤の連続ですが、少しずつ成長している実感があります。


※下記は、日勤(8:30~17:00)の日の一例です。シフト制なので、夜勤もあります。








